トーユー歯科の考えるインプラント治療とは


トーユー歯科院長 岩附 勝
日本でインプラントを始めて18年経ちました。私がハーバード大学で研究員として働いていたころに2つのインプラント研修会を受講しました。当時は矯正の勉強をしているのにどうしてインプラントの講習を受けるのか?と多くのドクターから質問を受けました。歯の修復治療の基準が低い日本では、矯正治療だけでは治せない、またインプラントだけでは治せない患者さんがたくさんいることを私は知っていました。将来日本に帰って治療にあたる時、この両方の知識が重要なことを強く感じていました。
そして18年経ちました。その間は数多くのインプラント手術を行いましたが、どの症例も必ず、「咬み合わせ」の診査をしてから行っており、長期的な安定性は大変良好です。
歯の抜けたところにただインプラントをするのはきわめて危険です。なぜならもしその「咬み合わせ」に問題がないなら、始めから歯は抜けたりしないはずだからです。
インプラントと矯正の意外な関係
矯正治療とインプラント治療は一見かけ離れたものに思えますが実際はお互いに助け合う関係です。奥歯がなくなってしまったら「咬み合わせ」はどうなるでしょう。
しっかりとした支えがなくなりますから「咬み合わせ」は深くなります。これではインプラントはうまく骨に入れられても、いざ歯を作ろうと思ったら、高さが足りなくてうまくできないことになってしまいます。
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左上の奥歯にインプラントが挿入してあり高さがずれていない。 | ||
インプラントと矯正の組み合わせの臨床例
症例その1
矯正治療と修復治療を合わせて行いました。

咬み合わせと歯並びの両方を治せました。
症例その2
40代でたくさんの歯を失ってしまった患者さん。上下入れ歯にするか、なんとかインプラントとご自分の歯で「咬み合わせ」を維持するか?患者さんはインプラント治療を希望。治療完了後10年経過。 
右10年後

